FX取引時間_脱線ネタ|土日が休みなのはなぜ?
どうもヨシオです。
外国の方と仕事をするといつも感心するのは、発想は底無しに自由なのに期待以上に丁寧な仕事もこなしてくれることです。アイデンティティは残しつつ、日本の文化に適応しているのを見ると自分の視野の狭さに切なくなりますね。笑
さて↑で話した方は英国出身ですが、FXで投資をしていると海外の事情を気にする機会は増えました。そこで外国の通貨取引をするFXの取引時間にスポットをあてて今回は脱線記事を書いてみます。
FXの取引時間
FXの取引時間はざくっと言うととてもシンプルです。
平日のみ(日本の祝祭日は考慮しない)
ちなみにこれ、理由は簡単で、世界の為替市場が休みだからです。祝日や祭日は日本で定められているのでもちろん諸外国には全く関係ありません。さらにちなむと、元旦やクリスマスも取引ができないので、実は副業で取り組んでる社会人には少し辛い側面もあります。そこでとっておきの自動売買…の話はまた次の機会に♫
脱線で本題!なぜ土日は休み?
そもそも、世界の多くの国では大抵土日が休みです。取引通過の種類や単位はこれだけ多くの国で違うのに、休日の扱いはほぼ一緒なのはギモンに感じませんか?そこでその理由を探ってみました。今日は興味本位でおもいっきり脱線します。笑
日本の休日の歴史
日本の休日が変わっていった流れは簡単にまとめると以下のような流れになります。これを見ると日曜が休日になったのは明治からというのがわかります。よく見るとまだ週休2日は20年程度と歴史が浅いのには驚きです。
- 江戸〜明治初期:民間で1と6がつく日が休日主流
- 1868年:官公庁も1と6がつく日を休日に ※太政官布告
- 1876年:官公庁が土曜半休/日曜休日を導入 ※太政官達
- 1965年:松下電器産業が日本初、完全週休2日制導入
- 1980年代:多くの企業が完全週休2日制へ
- 1992年:国家公務員も完全週休2日制へ
日曜休日は明治初期から
明治初期に日曜が休日と正式に定められた当時、明治維新によって国交が活発になった時代、諸外国に合わせるように欧米の休日に合わせて日曜休日を取り入れたようです。ではなぜ欧米は日曜休日が主流なのか?これも理由はシンプルで、日曜礼拝を基本とするキリスト教が多い(多かった)からです。
“絶対休日”日曜から週休2日は始まった
日本の休日の歴史でも触れましたが太政官布告は現在も効力が生きていて、そこでも日曜は終日休日と記載されているので、日曜は「休日最強の”絶対休日”」です。笑
ちなみに、キリスト教が日曜礼拝なのは聖書の安息日に由来し、土日休みなのは労働者の2日酔いを防ぐために始まったのが起源だというおもしろい英語記事も見つけました。
世界の大半は土日が休みで動いてる
元々が欧米に合わせて取り入れた休日制度がやがて企業も同じ道をたどり、結果的に為替市場と取引所も世界と同じスタイルで運営されていることがFXの取引時間につながりました。
疑問をもって調べていくと色んな知識が身につくのはイイことです(今回の知識はまるで無駄な気もしますが笑)。FXに関する悩みが解決されていく、いつかこのブログがそうなることを祈ってます!
↓FX始めます?口座開設リンクはこちらから!↓